射出成形金型.COMの3Dスキャンサービスについて

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3Dスキャンサービスとは

3Dスキャンとは、3Dスキャナーによって、物体の三次元的な形状を測定し、データ化することを言い、スキャニングの方式として大きく分けて接触式と非接触式があります。
当社が採用している非接触式の場合は、3Dスキャナーで測定すると、測定物に触れることなく形状をSTLデータ(ポリゴンデータ)として取り込むことができます。
なお、このSTLデータ(ポリゴンデータ)をCADデータ化したい場合は、特殊なCADソフトに取り込み作業する必要があります。昨今の3Dスキャナは非常に高精度になっているので、形状検査やリバースエンジニアリングにも活用されています。

3Dスキャンサービスとは

当社の3Dスキャンサービスの特長

  • ①Carl Zeiss GOM Metrology社製ATOS Qによる、高精度な3Dスキャニング
    Carl Zeiss GOM Metrology社製ATOS Qによる、高精度な3Dスキャニング

    世界最高峰の、1200万画素・測定誤差±0.02にて高精度なスキャンが可能です。
    左の画像は、実際にATOS Qを使って射出成型品を3Dスキャニングしている様子です。

  • ②スキャンしたデータから、Tebisによる高品質なCADデータをご提供
    スキャンしたデータから、Tebisによる高品質なCADデータをご提供

    STLデータに沿って境界線を手動で作成し、現物に忠実なCADデータを作成します。
    左の画像は、STLデータをCADデータに変換している様子です。

  • ③金型メーカーならではの、安心のものづくり
    3Dプリンタによる試作品から、金型・成形品のご提供も可能

    3Dプリンタによる試作品から、金型・成形品のご提供も可能です。

上記の他にも、3Dスキャンを使った様々な解析サービスもご提供いたします

1. カラーマップ偏差

基準となるCADデータと、実際に現物を測定したデータとを比較し、その差を色(カラー)で示したものが、カラーマップ偏差です。

2.寸法検査

寸法検査も前述のカラーマップ偏差と同様、基準となるCADデータと測定データとの差を比較するものですが、指定するポイント毎に数値としてどれだけ差異があるかを確認できますので、通常行われている寸法検査と同様の確認を行うことができます。
なお、ATOS Qは世界最高峰の、1200万画素・測定誤差±0.02にて高精度な3Dスキャンを行うので、精度の高い寸法検査を行うことが可能です。

3.表面欠陥検査

3Dスキャナにおける表面欠陥検査は、3Dスキャナを使って取得した三次元データを用いて、対象物の表面にある欠陥を検出する技術です。
従来の二次元画像による検査では検出が難しかった、形状の歪み、凹凸、ひび割れ、傷などを高精度に検出することができます。

4.バーチャルコーティングによる目視検査

この技術は製品の表面状態をシビアに仕上げて評価する必要のある自動車業界にて採用されているものですが、
実際の塗装を行うことなく、3Dスキャンデータ上で仮想的に塗装をシミュレーションし、塗装後の仕上がりや問題点を事前に確認する技術です。
樹脂射出成型品においては、バーチャルコーティングを用いることで、塗装を行うことなく視覚的に仕上がりを確認することが可能です。

バーチャルコーティングによる目視検査

5.バーチャルアッセンブリー

バーチャルアッセンブリーとは、複数のパーツで構成されるユニットを、3Dスキャナによる測定データで仮想的に組み立てる技術です。
部品を組付けた状態にてリファレンスポイントの位置を測定した後、各パーツを分割してそれぞれに形状データをソフトウェア上で個々の形状データをリファレンスポイントを元に結合・配置することができます。
またこの技術を応用して、嵌め合い検査を行うことも可能です。

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