射出成形金型.COMのインサート成形について

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インサート成形とは

インサート成形とは、一般的には射出成形金型内に挿入した部品の周りに、加熱溶融させたプラスチックの原料などを射出注入して、挿入した部品とプラスチックを一体化する成形方法です(なお、この挿入する部品は用途により金属のほか、異なる材質の樹脂が採用されたりします)。
このインサート成形による射出成形品は、金属の端子と樹脂の本体が必要なコネクタなどの部品に採用されるのが一般的です。
最近は、自動車のEV化・電装品の増加に伴い、金属プレス部品をインサートして成形する製品や、インサートしたプラスチック部品に、自主接着性を持った液状シリコン材料を射出成形することで組み立て工数を削減する、といった問合せが多くなっています。
なおインサート成形金型を設計するにあたっては、成形時の不具合を予測して設計・対策しておくことが求められます。
例えばインサート部品と金型の間に隙間が空いているとバリが発生しやすくなるので、プレス品の寸法ばらつきを考慮した金型製作が必要となります。
なお当社では、金型設計・製作のみならず、インサート成形からお手伝いさせて頂くことも可能です。

インサート成形とは

インサート成形の特徴

インサート成形を行うことで、下記のようなメリットが得られます。

  • ①違う材質同士を一体化できる
  • ②接合強度の向上
  • ③耐久性の向上
  • ④成形だけでは実現できない、特殊な形状も対応
  • ⑤フィルムなどをインサートすることで、外観面が向上
  • ⑥封止できる(端子など)
  • ⑦組立工数の削減
  • ⑧位置精度の向上

なお、インサート成形は、射出成形の方法自体は一般的なものと変わりありませんが、金型にインサートする部品をなんらかの形でセットする必要があります。そのため、基本的には人手が必要となってきますが、ロボットを活用する例もあります。
通常の横型の射出成形機でもインサート成形は可能ですが、作業効率を上げるためには、インサート成形専用の竪型射出成形機を用います(大量連続生産を行う場合には、フープ成形専用の付帯設備が必要となります)。

射出成形金型.COMのインサート成形が選ばれる理由

1. インサート成形における豊富な実績!

射出成形金型.COMでは、30年に渡りインサート成形用の金型を作り続けてきました。
インサート部品はプレスされた部品であることが多く、部品の寸法がばらつくことが多くあります。その場合、金型設計においてはそれらの寸法を考慮した上で金型設計・製作を行う必要がありますが、射出成形金型.COMでは、インサート成形金型をこれまで多数設計・製作してきた実績・ノウハウにより、こうしたケースにも柔軟に対応しています。
なお、金型設計・製作にとどまらず、インサート部品から成形まで一貫で請け負うことも可能です。

2. 製品設計時からのVE提案を行います。

インサート成形に関わらず、射出成形品はどのような形状で設計するかによって、品質がばらついたり、歩留り・生産性が悪くなったり、あるいは金型寿命が短くなったりします。こうした問題に対して射出成形金型.COMでは、製品設計時のVE提案に加えて、射出成形品の形状提案から、金型の不具合による生産トラブルを未然に防ぐための見直し提案も行っています。

インサート成形と2色成形の違い

インサート成形と2色成形は、複数の材料を組み合わせて一体化する成形方法として比較されることがあります。
しかし、インサート成形は金属部品や異材質部品を樹脂と一体化する工法であるのに対し、2色成形は異なる樹脂同士 を一体成形する工法です。製品構造や用途に応じて適切な工法を選定することが重要です。

選択の基準 2色成形が優位 インサート成形が優位
製品の形状 2色成形機の構造的な制約内に収まる形状 2色成形では対応できない複雑な凹凸・固定側が複雑な形状
スケール(サイズ) 比較的小物製品 比較的大きな製品(大型汎用機で対応可能)
コスト 製品形状が成立し、スケールが小物であればコスト優位(自動化) 製品形状が成立しない、または大物で設備費用を避けたい場合
異種材料 樹脂同士の組み合わせが基本(高い密着性) 樹脂同士はもちろん、金属や電子部品など異種材料の組み合わせ

2色成形は量産時のコストメリットが期待できる一方、製品構造や設備条件によっては適用が難しいケースがあります。
そのような場合には、インサート成形が柔軟かつ効率的な成形方法として選ばれています。

インサート成形:金型から成形までお任せください

射出成形金型.COMを運営する㈱御幸では、インサート成形専門の成形メーカーと提携しております。
金型の設計・製作からインサート成形まで、すべてお任せください。

<成形機>

竪型単動成形機 50~80T 6台
竪型ロータリ成形機 60~100T 7台
横型成形機 80~350T 5台

<付帯設備>

インサート自動機 2ライン
画像検査機 10機

インサート成形品事例

射出成形金型.COMのインサート成形は、自動車や電子部品、医療機器など様々な業界で実績がございます。
これまで手掛けてきた豊富なインサート成形品事例をご覧ください。

TPE(エラストマー)+ PC(ポリカーボネート)インサート成形品
TPE(エラストマー)+ PC(ポリカーボネート)(インサート成形品)
マグネットインサート成形品
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コイルインサート成形品
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ディスクインサート成形品
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端子インサート成形品
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端子インサート成形品
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パッケージインサート成形品
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コネクターインサート成形品
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インシュレーターインサート成形品
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シリコーンポイントインサート成形品
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PCと液状シリコーン樹脂の2色インサート成形品インサート成形品
PCと液状シリコーン樹脂の2色インサート成形品(インサート成形品)

インサート成形 技術コラム

インサート成形についてよくある質問

  • インサート成形は、やってもらえますか?
  • インサート成形に使用する端子も調達してもらえますか?
  • 製品設計段階から相談に乗ってもらえますか?
  • 高精度なインサート成形用の金型は、対応可能ですか?
  • 樹脂インサートの液状シリコーン成形金型の対応は可能ですか?
  • 立型ロータリー成型機対応の金型製作は可能ですか?
  • 何トンまでのインサート成形に対応できますか?
  • インサート成形の自動化には対応していますか?